無申告危険物輸送防止について

航空貨物輸送と危険物

①人の健康を害す、②航空機の運航を阻害する、③航空機に搭載された物品、④自然環境に悪影響を与える物品は、航空貨物を輸送する上で、危険物と呼ばれます。航空機の安全運航を脅かし、人命にかかわる重大な事態を引き起こす可能性があることから、危険物の航空輸送は航空法をはじめとする関係法規で固く禁止されております。

事前に申告が必要な貨物について

航空機への搭載が禁止されているものを除き、航空法をはじめとする関係法規で定められた手続きを行うことによって、例外として航空輸送できる危険物もございます。危険物を航空貨物として輸送する際は、航空法をはじめとする関係法規に定められた性状、容量や梱包などを順守していることを、事前に航空会社に所定の書面でご申告いただくことにより、輸送することが可能となっております。

危険物

  • 花火 ※花火については輸送に関して特殊な容器が必要となります。
  • キャンプ用品
  • 撮影機材
  • 工具
  • ダイビング用品
  • ドライアイス

等々

お客様へANAグループからのお願い

航空貨物として荷物をお送りになる際は、お送りになる荷物の中に「危険物」が含まれていないかをご確認ください。
ご確認いただく際の目安として、「GHSピクトグラム」や「安全製品データシート(SDS)」をご利用いただけます。
お預けになる貨物が危険品に該当するかどうか不明な場合は、弊社空港窓口まで問い合わせください。

GHSピクトグラムについて

GHSピクトグラム(化学品の危険有害性ごとの分類基準及びラベルや安全データシートの内容を調和させ世界的に統一したルールとして提供するもの。)で判断が可能。

安全製品データシート(SDS)について

安全製品データシート(SDS)は製品を製造した会社にて作成をしています。
安全製品データシート(SDS)については製造会社にお問い合わせください。