サステナビリティ

社会と共に発展する企業であるために、持続可能な世界を
実現する取り組み。

ANA Cargoは貨物事業を通じて、持続可能な社会の
実現に貢献していきます

持続可能な社会の実現と企業価値向上を目指し、「環境(Environment)」、「社会(Social)」、「ガバナンス(Governance)」に配慮したESG経営を推進しています。「ANA Future Promise」のスローガンのもと、お客様のご理解やご協力をいただきながらANAグループとしての一体感のある取り組みに発展させ、SDGsの達成を目指します。

ANA Cargoが貢献するSDGs

ANAグループは、SDGsの達成に向け、2030年までの「行動の10年」で取り組みを加速しています。ANA Cargoでは、以下の取り組みに貢献しています。

7_エネルギーをみんなにそしてクリーンに 9_産業と技術革新の基盤をつくろう 12_つくる責任つかう責任 13_気候変動に具体的な対策を 15_陸の豊かさも守ろう

SDGsに対する主な取り組み

ANA Cargo では、航空輸送における CO2 排出量削減に取り組み、持続可能な航空燃料 SAF 等を活用しています。他にも、環境目標実現にも貢献できるようなあらゆるサービスの実現を目指してまいります。

SAF(代替航空燃料)

持続可能な航空燃料(SAF)は、使用済みの調理油などの再生可能なエネルギー源から生産されるジェット燃料で、化石燃料に代わる持続可能な燃料です。

7_エネルギーをみんなにそしてクリーンに 13_気候変動に具体的な対策を
SAF Flight Initiative SAF Flight Initiative

ANA Cargoは産業バリューチェーンにおける CO2 排出量削減に向け、お客様と共同で取り組む新プログラム「SAF Flight Initiative:For the Next Generation」を立ち上げました。
今後もバリューチェーンの CO2 削減に取り組むリーディングカンパニーの皆様と協力し、航空輸送における脱炭素化と SAF の活用拡大をさらに推進してまいります。

概要

  • SAFにより、各企業様のANA便での貨物輸送におけるCO2排出(Scope3)を削減することが可能です。
  • SAFの費用をご負担頂くことで、第三者機関にて保証を受けたCO2削減を証明する証書を発行致します。
  • 当プログラムにご参画頂いた企業様のANA便利用実績に応じたCO2排出量、SAFによるCO2削減量を算出致します。
  • 当プログラムへの参加方法、費用等の詳細につきましては当社営業担当もしくはお問い合わせ窓口までお問い合わせください。

対象路線

  • ANAが運航する国際線旅客便および貨物便全路線

プログラム参加のメリット

  • 事業のバリューチェーンにおける輸送・配送(上流・下流)によるCO2排出を実質的に軽減(Scope3のカテゴリー4、9)
  • 気候変動対策への貢献、ESG経営推進(対外アピール)
  • コーポレートシンボル等の提供、SAF Flight Initiativeのパートナーとして弊社媒体への掲載

お問い合わせ先

ANA Cargoお問い合わせ窓口:ml_oth_sfi_cargo@anacargo.jp

参加企業

NX NIPPON EXPRESS KWE Yusen Logistics 三井倉庫エクスプレス Pegasus IK 伊勢湾海運株式会社 OCS ANA GROUP AsiaX NNR アルプス物流 株式会社日新 佐川急便 丸和運輸機関 K LINE Kyosera
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リブレット加工フィルム

サメ肌の形状を模倣した特殊なフィルムの貼付により、運航時における機体表面に発生する空気抵抗を低減し、一機あたり年間約250トンの燃料消費量と約800トンのCO2排出量が低減されます。

12_つくる責任つかう責任 13_気候変動に具体的な対策を

ANAは、ボーイング777型機の貨物専用機(以下、フレイター)に、ルフトハンザ テクニック社とBASF社が共同開発したリブレット加工フィルム:「AeroSHARK」フィルムを導入し、2024年9月2日の貨物定期便より、リブレット技術実装の初号機であるボーイング777型フレイター(JA771F)を運航しています。来春から同技術を導入した2号機目として旅客機(JA796A)を国際線にて運航する予定であり、ANAは貨物・旅客機の両方への導入を決めた世界で初めての航空会社となります。

 この「AeroSHARK」フィルム(1枚当たり幅約1メートル x 高さ約0.5メートル)は、サメ肌の摩擦抵抗を低減する構造に着想を得た機能性表面フィルムで50マイクロメートル程度の微細加工が施されています。本実装により機体胴体の大部分にこのフィルムを貼付することで一機当たり年間約250トンの燃料消費量と約800トンのCO2排出量を削減することができます。※

 リブレット技術を実装したボーイング777型機の2機の運航を通じ、その効果を検証した上で、その他同型機材への拡大を進め、ANAグループの中長期環境目標の達成を目指します。また、本取り組みをはじめ、持続可能な社会の実現を目指す「ANA Future Promise」をテーマとしたさまざまな施策を引き続き展開し、ESG経営の推進に取り組んでまいります。

※ ANA年間平均飛行時間を基にルフトハンザ テクニック社が算出した最大予測効果。

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