北九州空港における貨物の取扱いについて
2019年01月24日
北九州空港での輸入貨物の取扱いを開始
2018年10月28日から出発地を関西空港から成田空港に変更したことを皮切りに、福岡空港向け輸入貨物の取り扱いを開始しています。
従来、東京から福岡空港までの空輸は、旅客便が中心でしたが高需要路線のため搭載便確定に時間を要したため、ご希望の便に搭載できないことがありました。加えて、旅客便のため背高貨物などの特殊貨物を扱うことができませんでした。また、東京での通関後トラックでの陸送の場合、輸送に丸一日時間を要していました。
NH8563便の場合、23時15分に北九州空港に到着し、深夜2時に北九州空港から福岡空港へのトラックが出発し、保税状態で福岡空港に午前6時に到着します。自動車・半導体・電子部品等の取り扱いが多く、輸入通関後九州北部であれば午前配達を行っています。
北九州発をより便利に
北九州市内の地場通関業者と協力しながら、北九州空港直接搬入増加に努めています。
2018年12月21日受託分からは北九州空港での爆発物検査装置の設備を整えたことで、RA事業者であれば、21時40分搬入締切で貨物を受託することができます。
福岡空港搬入の場合18時が締切のため、約4時間搬入時間を遅くすることで、午後の出荷オーダーへの対応も可能になっています。
https://www.anacargo.jp/ja/news/int/info/post-81.html
九州産生鮮貨物をアジアへ
農業産出額で全国の20%のシェアを占める一大食糧供給基地である九州だけに、今後の農林水産物、食品の輸出増加が期待されています。
いちご王国・福岡ということもあり、香港向けに地元の「あまおう」が出荷されています。深夜輸送のために、直射日光に当たる時間が少なく、傷みも少ないため、輸出先からも高い評価を得ております。
今後もますますお客様の利便性向上に努めてまいります。どうぞご期待ください。
【北九州-沖縄定期貨物便就航のご案内映像】 https://www.anacargo.jp/kitakyushu/index.html