日本発国際線貨物「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)適用額について(政府認可済み)
2017年02月16日
ANAグループは、国際線貨物における「燃油特別付加運賃」(いわゆる 燃油サーチャージ)の運賃額改定を国土交通省に申請し、認可されました。
当社グループでは、2009年4月から燃油特別付加運賃額を、航空燃料市況価格に基づき、毎月見直すこととしておりますが、2017年1月1日から2017年1月31日の同価格の1カ月平均は1バレル当たり65.07米ドルとなったため、改定することといたしました(現行から1テーブルの値上げ)。
何卒、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
燃油特別付加運賃額改定の概要
- 適用期間 : 2017年3月1日(水)発行分より
- 運賃額 : 次の運賃を日本発の国際線区間に適用(1キログラム当たり)
路線 現行 2017/3/1
~長距離(日本=北米・欧州・中東・オセアニア・メキシコなど) 43円 50円 遠距離アジア
(日本=シンガポール・タイ・ベトナム・インドネシア・
インド・カンボジアなど)40円 46円 近距離アジア
(日本=韓国・台湾・中国・香港・フィリピンなど)35円 40円 - 適用重量 :
国際貨物の運賃適用重量(Chargeable Weight)全量に対して適用
ただし、最低料金(Minimum Charge)適用貨物は除く - 運送状への記入方法 :
「Other Charges」欄にコード「MYC」を付記し金額を記入 - 支払い方法 :
前払い・着払いともに可能
ただし、支払い方法は運賃(Weight Charge)と同一であること - 改定(廃止)条件 :
- (1) 燃油市況への連動性を高める観点から、改定期間を1カ月といたします。なお、関係国政府の認可状況に応じた変更申請につきましては、この限りではありません。
- (2) 本運賃の改定には、シンガポールケロシン市況価格を指標として用います。2017年4月1日以降の燃油特別付加運賃額につきましては、適用開始月2カ月前の一カ月間のシンガポールケロシン(航空燃料市場価格)の平均価格を指標とし、1バレルあたりの平均価格に応じて別紙に従って改定することといたします。また、シンガポールケロシンの市況価格が1カ月間平均して1バレル当たり35米ドルを下回った場合、本運賃はゼロといたします。
以上