日本発 国際線貨物「セキュリティーサーチャージ」の導入について
2014年11月07日
ANAグループは、本日11月7日(金)、日本発国際線貨物における「セキュリティーサーチャージ」の設定について、国土交通省より認可を受けました。
2001年9月に発生した米国同時多発テロ以降、国際航空貨物におけるセキュリティに関する各国の規制が段階的に厳しくなっており、それらに関わる費用も年々増加しております。
ANAでは、これまでその費用を補うべく自助努力を続けてまいりましたが、その後も継続的な各国法令の改定に伴い、検査機器の設置や維持、保安に関する専属スタッフの配置など、その費用が増大しており、自助努力の範囲を大幅に超える規模となった為、同サーチャージの導入を行うことといたしました。
ANAグループは、これまで以上にコスト削減に向けた努力をすると共に、航空保安体制の強化を図ることで、より安全性の高い国際航空貨物輸送を実現してまいります。
日本発 国際線貨物 「セキュリティーサーチャージ」の概要
1.適用期間:2014年12月1日(月) 日本出発分より
2.運賃額:次の運賃を日本発の国際線区間に適用(1キログラム当たり)
3.適用重量:国際貨物の運賃適用重量(Chargeable Weight)全量に対して適用ただし、最低料金(Minimum Charge)適用貨物は除く
4.運送状への記入方法:「Other Charges」欄にコード「SCC」を付記し金額を記入
5.支払い方法:前払い・着払いともに可能ただし、支払い方法は運賃(Weight Charge)と同一であること
以上