IATA航空危険物規則書第64版(DGR)改定に伴うご案内

重要 国際 国内 フォワーダー

2022年12月20日

 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素はANAグループをご利用頂き、誠にありがとうございます。表題の件、2023 年1月1日発効のIATA航空危険物規則書第64版(DGR)改定に伴い、弊社における取り扱いを下記の通りご案内致しますので、何卒ご理解を賜りますよう宜しくお願い致します。

1. PI965およびPI968 【DGR 5.1】
Section IBに従って準備された各包装物に対して、3mの積み重ね試験(3m stack test)への耐久性能を求めなければならないと改訂されます。(DGR PI965/PI968参照)これに伴い、下記についても改訂いたします。
 ①運航者例外規定 NH-08
  3mの積み重ね試験に関する内容を追加し、DGR64版のAddendumにて修正のうえ、
  DGR65版に反映予定
 ②Packing Confirmation sheet
  3mの積み重ね試験に関する内容を追加
  ※改訂後のPacking Confirmation sheetについては、下記リンクよりご確認下さい。  
  https://www.anacargo.jp/ja/news/dom_restriction_150730_1.html

2. リチウム電池マーク 【DGR 7.1.5.5】
リチウム電池マークへの電話番号の記載が不要となります。ただし、2026年12月31日までは、移行期間ですので、DGR63版のリチウムマークを使用しても差し支えございません。

3. 取り扱い注意欄の記述 【DGR 8.2.1】
航空貨物運送状のHandling Information欄に記載する宣言文 "Dangerous Goods as per attached Shipper's Declaration" の "Dangerous Goods as per associated Shipper's Declaration"への移行期間が、2024年12月31日まで更に2年間延長されました。

ご案内内容は、IATA航空危険物規則書第64版における改定内容の一部です。必ずお客様ご自身で、IATA航空危険物規則書第64版の内容をご確認頂きますようお願い申し上げます。
本件に関してご不明な点がございましたら、弊社営業担当または予約担当までお問い合わせ下さい。

以上

[JPN]IATA航空危険物規則書第64版(DGR)改定に伴うご案内.pdf