仕事を知る

Work Style

航空会社ではどのような仕事をするのでしょうか。
航空貨物とは?貨物の流れとは?どんなところで働いているの?
ここではANA Cargoの仕事についてご紹介します。

航空貨物とは

飛行機の貨物室で輸送されるモノを「航空貨物」といいます。
飛行機の持ち味は何と言っても「速さ」ですから、航空貨物には輸送スピードを求められているもの、
高単価・高付加価値のものや希少性のあるものを主に輸送しています。
具体的には、機械や電化製品の部品や完成品、自動車部品、化学品や生鮮食料品などがあります。

航空貨物輸送の流れ

貨物を海外に輸送するには、決められた書類や手続きが必要です。
フォワーダーや荷主から預かった貨物を、安全に、確実に輸送する。その具体的な流れをご紹介します。

インサイド業務
01受託
お客様から予約を受けた貨物が書類とともに搬入されます。書類には、個数・重量・品名などが記載されていますので、必要書類が揃っているか、必要事項が記載されているかを確認します。
受託
02ブリーフィング
1便ごとに積み付け指示書を作成し、アウトサイド業務担当に積み付けを依頼します。確認が必要なときは、積み付け担当者と打ち合わせを行います。また、貨物を自分の目で確かめに行くこともあります。
03積付指示、調整
積み付けの進捗状況を確認し、常に満載を目指して調整を行います。
積付指示、調整
04情報提供
担当の便に搭載される貨物の重量や、危険品の情報を関連部署に伝達します。
情報提供
05フライトプラン作成
ULDの重量に基づき、制限や規則を守りながら航空機内でのULDの搭載位置を決めます。飛行時の重心位置は安全に直結するため、慎重に決めていきます。
フライトプラン作成
06情報送信
航空機の載せた貨物の情報を海外空港に送ります。
情報送信
アウトサイド業務
01受託
個数や目的地、輸送に必要なラベルが貼られているかを確認します。
受託
02保管
出発までの間、目的地ごとに保管します。
保管
03積付
積み付け指示書に基づき、 ULDに積み付けます。
積付
04計量
ULD毎に計量します。
航空機のバランス調整を実施するための重要な業務です。
※ULD:Unit Load Deviceの略で、貨物を積むコンテナやパレット(鉄製の板)のこと。
計量
グループ会社
05搬送
航空機の側まで搬送します。
搬送
06搭載
フライトプランに基づき決められた位置に搭載します。
搭載

職場を見てみよう

ANA Cargoの職場がある空港の貨物エリアは、一般の方の目に触れる機会が少ない場所です。
どんなところで働くのか、ご紹介します。

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出社すると、まずは制服に着替えます。
制服を着ると、「仕事が始まる」と気持ちが引き締まるとともに、ANAグループの一体感を感じます。
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始業時には、必ずブリーフィングが行われます。ブリーフィングとは朝礼のようなもので、責任者から、その日の運航状況や注意点などが伝えられます。
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航空貨物の輸送に関する業務は、多くの専門知識を必要とします。また、私たちは安全に対する大きな責任を背負っています。わからないことや、疑問に思ったことは声に出し、周囲の上司や先輩に相談しながら進めます。
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担当しているフライトが、指示通りに貨物が積みつけられているか、時間通りに作業が進んでいるかを常にチェックします。空港によっては1日40便以上の出発便があるので、システムで進捗状況を管理しています。
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勤務はチーム単位で動いているため、定期的にチーム会が行われます。 チーム会ではチームの結束は強く、終業後に食事に行くこともあります。
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1機の飛行機が出発するまでには、多くの会社、部署、人が関わりあっています。誰かに助けられるときもあれば、助けることもあります。助けてもらった時には、Good Job Cardで感謝の思いを届けます。
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